クラッシャー上司から逃げて退職・転職した話

もう無理だ。辞めよう。

 

クライアント先での打ち合わせを終えてオフィスを出て、上司は別のアポへ向かった。

 

別れた後もチャットツールで詰められ、僕はその乱暴な文章から、上司の存在から目を背きたくて、そっとスマホの画面を閉じた。

 

ぼんやり30分ほど歩いただろうか、目に止まったカフェにようやく入り、遅めのランチを取る。

 

なんだか力が抜けていく感覚がした。

 

もう終わりにしよう。自分の時間という貴重なリソースを、上司とのやり取りで消耗したくない。

 

そう思って退職を決意した。

 

それから1年後、、、

こんにちは、ボチオです。

クラッシャー上司に苦しめられているあなたに伝えたいことがあります。

「時には逃げてもいいんじゃないですか」、と。

実際に僕は、クラッシャー上司から逃げて退職して、その後に転職しました。

あの時からもうすぐ1年経とうとしています。

結論から言うと、転職して正解でした。

今回は僕の経験談から、お伝えできることをお話ししようと思います。

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クラッシャー上司の存在に気づく

とあるIT企業で働いていた頃の話です。

僕はこれまでのエンジニアよりのキャリアを大きくチェンジして、法人営業職として働き始めていました。

新しい職場と顧客、仕事内容に慣れないながらも、知的好奇心が満たされ楽しい生活を送っていました。

しかし、そんな楽しい日々はそう長くは続きませんでした。

入社面接の時働き始めたばかりの頃やは気づけなかったのですが、、、

 

事業部のトップ二人がいわゆるクラッシャー上司だったのです。

 

つまりは、部下を潰して成り上がってきた人たち。

物理的な暴力は無いものの、ある特定の人をターゲットに定めて、容赦無い言葉を浴びせまくっていました。

言葉だけでなく仕事の振り方もエグいもので、クラッシャー上司たちのターゲットとなった人は特定の完全にキャパオーバーとなっていました。

 

これはまずい。。。

 

なんとかターゲットとなった人を救いたく、上司をうまく攻略できないか、毎日より遅くまで作戦会議を開催しました。

でも状況は悪くなるばかり。

キャリアチェンジをしたばかりの僕にとって、業務内容で上司に対抗するだけの実力も無く、歯がゆい思いをしました。

そしてクラッシャー上司の攻撃の矛先がついに自分へも向いてきたのです。

詰められる日々、退職を決意

自分がクラッシャー上司のターゲットとなってからは、苦痛の日々でした。

クライアント先へ持っていく資料へのダメ出しと無茶な修正依頼。

クライアントの目の前での、自分に対する暴言。

至らない箇所への圧倒的な詰め。詰め。詰め。

思い出すだけで、心の奥がギュッと縮こまる思いがします。

当時の僕は明らかにキャパオーバーになり、仕事でも些細なミスが多発するようになります。

そしてある日、僕は致命的なミスを犯してしまい、クライアントへ多大な迷惑をおかけしてしまうことになります。

確かに、自分に実力があれば上司に詰められることもなく、打ち返せていたと思います。

ミスを犯すことも無かったでしょう。

しかし、今冷静に振り返っても、あの上司の仕事の振り方と責任を負わないスタイルには、全く理解を示せません。

ミスについて先方に陳謝した後に上司にも謝罪・相談しました。

全て自責で考えており、自分の実力不足が原因だと。

ただ、体制にも問題は無かったのか。

その一言に、上司からものすごい反撃がきて、、、

簡単に言うと、「俺は悪くない。悪いのはお前だ。」と言う内容に尽きました。

この出来事を通して、自分の体調にも影響が出始め、嫁からも心配されるようになります。

嫁は毎日上司に悩む僕の姿を見て「その悩んでいる時間がもったいないよ。」と言いました。

この言葉に、僕はハッとさせられました。

そしてしばらくたったある日、クライアント先での打ち合わせを終えて、何かがプッツンと音を立てて切れてしまいます。

 

「潰される前に、さっさとこの場から離れた方がいい・・・!」

 

事業部のトップたちが、全く内省できない人たちで、自分の力でこの組織を変えるには時間がかかりすぎるし、自分の時間を使うことはもったいないと考えました。

 

翌日、なんとか勇気を振り絞って人事に電話をし、退職の意を伝えます。

人事の方は状況を察してくれた様子で、特に力になってくれた訳ではありませんが、退職交渉はスムーズに進みました。

その後、出社することはありませんでした。

転職活動を開始

なんとも身勝手な退職をしてしまったことは、百も承知です。

それでも、自分や家族を守るために必死でとった行動で、後悔はありませんでした。

そして、転職活動を開始します。

 

前回の転職から半年ほど。

20代で3回目の転職です。

 

履歴書的には汚いですが、次は意外とすんなりと決まりました。

 

転職回数はネックではあったと思いますが、転職理由に筋が通っていたことがよかったのかもしれません。

 

事業部のトップが部下を潰して出世するタイプで、組織としても全く内省できない。

自分の体調にも出てきてしまい、働き方を考え始めた。

この組織や体制を変えるにはコストがかかりすぎるし、自分の貴重な時間をそこに割く気にはなれないので退職を決めた。

 

このような伝え方をしていましたが、割と納得してもらえた気がします。

転職先は同じようにITのベンチャー企業です。

事業領域は異なりますが、自分がやっていきたいことにさらに近づけそうな会社であったため、今の職場を選びました。

転職してストレスフリーに

もうすぐ、前職を退職して今の職場に転職してから1年ほど経ちます。

前の職場との、大きな違いは「トップが内省できること」。

トップ自らが内省できる組織は、素直な人が多く成長スピードも早いと思いましたが、これは間違っていませんでした。

また、社内でのコミュニケーションコストの低さにも驚きます。

立場などに関わらず、気づきや指摘点などはどんどん発信するのが正で、誰もがフィードバックを受け入れる下地が整っているため気をつかう必要がないのです。

職場環境も、働くパパママが多くリモートワークも柔軟に取り入れているため、働きやすいです。

子供が熱を出した時は、病院に連れて行ってその後は自宅でリモート作業、といった形で勤務する日もあります。

残業も少なめで、平日に子供と触れ合う時間も増えました。

お風呂に入ったり寝かしつけたり。

今は仕事のストレスから解放され、本業も毎日楽しく取り組みつつ、家族との時間も大事にできています。

クラッシャー上司のことで苦悩していた1年前は、こんなにストレスから解放される日が来るとは思ってもいませんでした。

悩んでいる時間自体もったいないよ。」と言って背中を押してくれた嫁に感謝です。

この言葉が、クラッシャー上司に悩むあなたにも届くと嬉しいです。

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