【書評】『やわらかい頭の作り方』(著:細谷功)を読めば、新たな視点がきっと見つかる

こんにちは!ボチオです。

「頭が固い」とか「頭が柔らかい」とか、たまに会話で聞いたりしませんか。
何かアイディアを考えている時とか、難しい問題を考えている時とか。

僕は「頭の固い」人が嫌いです。
具体的には、融通が利かない人やとりあえずの手段に走ってしまう人。
でも自分は頭が柔らかいかというと、全然そんなことないです。
ただ、気づかないうちに頭が固くなって、新しいモノを受け入れられなくなるのが怖い。

ということで、普段から帰り道をちょっとだけ帰るみたいなレベルで、同じことをなるべく続けないようにしています。読書も自分に新たな変化が起きればいいなと思って続けているのですが、ここで紹介する「やわらかい頭の作り方」は、読んだそばから凝り固まった思考や心の癖に気づきを与える素晴らしい本です。

著書は僕が大好きな細谷功さん!

ちょっとだけど本の紹介と、読んだ感想を残したいと思います。

「頭がやわらかい」の意味

「頭がやわらかい」というのは、本の中では以下のように定義しています。

・一つの価値観が考え方に固執せずに、相手に応じて柔軟に変化することができる
・他人が考えつかないような、新しいアイデアを多数考え出すことができる

反対に、「頭が固い」というのは、こんな感じ。

・自分中心の一つの価値観に固執して、他人の価値観や考えを受け入れられない
・習慣や前例等、それまでの仏伊常識を絶対視して、新しい現象を否定的に捉える

「頭がやわらかく」なるためには、以下がポイントになると細谷さんは言います。

・自分の考えに固執しない
・旧来の慣習にとらわれない
・新しく個性的なアイデアを創造できる

本書を読み進めていけば、このような発想をするために、普段世の中や身の回りの事象を見ていけばよいかのイメージをつかむことができますよ!

「頭がやわらかい」のヒント

では、どうすれば「頭がやわらかい」人になれるんでしょう。

キーワードはズバリ「目に見えない構造」。

要は、世の中の普段は見えていない個別事象における「法則」や「関係性」を見抜くことで、思考の幅を広げたり目線を上げたりすることができるということです。
そのために本書からは、得られるヒントが盛りだくさん!

ここではちょっとだけ紹介してみたいと思います!

「資産」はいずれ「重荷」になる

土地や建物などの資産は、持てば持つほど良いものでしょうか?

そんなことはないですよね。

一時は良くても、税金がかかったり相続や管理が大変だったり、、、

ある時を境に、資産のメリットよりデメリットが大きくなり「重荷」になってしまう。

実はこの法則、有形資産だけでなく無形資産にも応用できそうです。

「地位」「名声」「知識」「経験」といった無形資産も、ある一定の度合いと時期をすぎると、「重荷」となって負の効果が大きくなってしまいます。
新しい発想ができなかったり、変化を恐れてしまったり。

新しいことに挑戦したり、新しいモノを生み出そうとしている場面では、「資産」があればいいってもんじゃない。専門家よりも、むしろ若者や素人が有利になる場面だってあるってこと。

「やわらかい発想」をするために押さえておきたいポイントの一つです!

「形」から入るか「中身」から入るか

新しい何かを始める時によく起こる論争ですねw

ランニングを始めたいとして、シューズやウェアなどをまず買い揃えるか、はたまた身に付けるものは後回しでとりあえず走ること自体の上達を目指すか。

この問題、結論が出たところを僕は見たことがありませんでした。

本書でも触れられているテーマですが、大事なのは手段と目的は「セットで一人前」ってことみたいです。

「形」から入ること、つまり手段先行のメリットもありますし、「中身」から入ること、つまり目的先行のメリットもあります。ランニングでいうと、続かなかったら意味ないし、続いたとしても走るのが上達しなければ意味がない。当たり前ですよね。

「形」か「中身」か、という二項対立的に極端に考えること自体が間違っており、それぞれには濃度というか度合いみたいなものがあって、それらをセットで考えることがポイントみたいです!

作用反作用の法則

物理の世界の法則である「作用反作用の法則」。

壁を押したら、壁も同じ力で押し返してくる、というやつです。
力学的には「運動の第三法則」っていうみたい。

物理の世界だけでなく、実は世の中でもこの法則は当てはまりそうです!

例えば、、、

「誰も助けてくれない!」って思っている人は、自分からは誰も助けてあげようとしていなかったり。

「部下がちゃんと報告してこない!」って思っている上司は、もちろん部下にも原因があるかもしれないけど、報告する意味をちゃんと伝えていないとか報告の時間が無駄だと思われているとか、自分にも原因があるかもしれなかったり。

自分のまわりにも当てはまりそうな事象がいくつかあります。。

何かを望むのであれば、まずは自分から与えてみる!積極的に動いてみる!
何か自分が嫌だなとか、もっと〇〇してほしい!とか思った時は、自分がその原因を作ってはいないか、立ち止まって考えてみると良いのかも!

まとめ

一番大事なのは、そもそも「柔軟な発想をしたい」という思いだったりします。
細谷さん曰く、この気持ちを持つのが一番ハードル高く大事だとのこと。

肩書きに縛られたり、過去の実績にしがみついたり、「頭が固い」人たちは、まず自分たちが「頭が固い」こと自体に気づけていない。

じゃあ、どうすれば気づきを与えられるのか?というのが僕の中で、ずっと引っかかっているテーマの一つです。

今のところこれかな?と思っているのは、上の作用反作用の法則にも通じますが、「頭の固い」人たちのことをどうにかしようとはせず、まずは自分がその人たちから何かしらの気づきを得て、それをフィードバックすることかなと。お互い謙虚に学び合う姿勢を作れるのが理想ですねー難しいけど。。

それではこの辺で失礼します!