【書評】『図解モチベーション大百科』には仕事や勉強にも活かせる事例がたくさん!

こんにちは、ボチオです。

働いてたり勉強していたりすると、どうしてもモチベーションが低くなっちゃう時、ありますよね。

、、、え、ありますよね??

そんなことありえない、モチベーションが下がることなんてねーよっ、という年中無休で沸騰している人もいるかもしれません。

でも多くの人は、頻度こそ様々かもしれませんが、モチベーションが低くなってしまう時期が多少はあるんじゃないでしょうか!

仕事なり勉強なりやりたいことがあるんだけど、どうにも億劫で手がつけられない。
手をつけたとしても生産性が異常に低い。

あるあるだと思います。

そんな厄介で不思議な、人間の普遍的なモチベーションについて科学しているのが、『図解モチベーション大百科』(著:池田貴将)です!

本書には、感情と行動のメカニズムに関する100程の具体例/実験(心理学者や大学での研究者が行うものが多い)と、そこから導ける法則が書かれています。

人材育成」や「目標管理」といったカテゴリごとに事例がまとめられており、気になった章から読み進めることができる点もGOOD。

個人的に気になって、是非紹介したいと思う法則を数個挙げてみます!

自分にもお伺いを立てる

課題に対して、①「私はやる」と自分に言い聞かせたチーム②「私はやるかな?」と自分に質問したチームとでは、②のチームの人の方が多く課題を説いたという実験が紹介されています。

物事を人に頼む時は、命令口調ではなく「〜できますでしょうか?」とか「〜してくれると嬉しいです!、、、可能でしょうか?」とか、優しく気をつかいますよね?

なぜなら、その方が行動してくれやすい、モチベーションが上がるからということを無意識のうちに分かっているから。

逆に、自分に対しては厳しく当たってしまう人が多いのではないかと。

これ、心当たりがあります、、
「ちゃんとやれよ!」とか「これしなきゃ!」とか。
人には優しくできるのに、自分には厳しい。

自分にだって厳しい口調で接してしまうとモチベーションが下がってしまうってことですね。

仕事や勉強などでちょっと疲れてモチベーションが下がってしまった時は、自分に対して「大変だよねーお疲れ様!無理はしなくていいけど、どうだろ?できそう?」と優しく聞いてみると良いのかも!

自分の作業計画書を練る

スーパーにおいて、お腹が空いている客が「買い物リスト」を持たずに買い物をすると、お菓子など予定にはなかった余計なものを買う傾向がある。逆に、入店前に「買い物リスト」を紙に書いておくと予定外の買い物がほとんど無くなった、という実験が紹介されています。

要は、計画無しに記憶だけで何かに取り掛かると、予定外のことをついしてしまう可能性が高いということ。

これ、仕事や勉強、休日の過ごし方など、どこでも応用できそうです。

自分も休日はついゴロゴロしてしまったり、予定外にYoutube見てしまったり本読んでしまったり。

予定外のことに誘惑されないように、シチュエーション毎の「やることリスト」をあらかじめ作っておくと良い、と著者は言っています。「電車移動中」「夜、寝る前」「15分空いた時」といった具合に、それぞれやることを決めて書いておく。

確かに、これだけで外部の刺激に反応しにくくなりそうですね!

別世界として考える

とある会社の入社間もない社員のことについてベテラン社員に質問

①「その新入社員が半年後やめるとしたら、なんでだと思うか?」
②「その新入社員は半年後に会社を辞めました。理由は何か?」
→②の方が多く理由が上がった、という実験が紹介されています。

仮定で考えるよりも、そうなった前提で考えた方が発想が膨らむという法則です。

これは目標設定に使えそう!

まずはいつまでにどうなっていたいのかと理想の姿を決めてしまって、そうなった前提でどうして達成できたかを考える。
今取るべき行動を見つけやすくなりそうですね!

相手のことばかりに関心を持つ

初対面の人と共通点ではなく相違点について関心を示して質問するようにすると、相手に好印象を与えやすい、という実験があるようです。

自分のことを話すのではなく、相手に関心を持つことで仲良くなれるチャンスが広がる、ってことですね。

人って基本的には自分にしか関心がなく、自分のことを「分かって欲しい」と強く思いがちです。
でも、それは相手も同じだということ。

相手に関心を寄せて、尊重して、はじめて円滑なコミュニケーションが取れる。
相手に対しても影響力を持つことができる。

普段の対面でのコミュニーションではもちろん、誰でも気軽に発信できるようになったソーシャル上でのコミュニケーションでも重要な法則だと思いました!

まず手続きをする

面倒なことが起きました。次に取らなければいけない行動に対して、その理由を書いた場合は行動に移す確率が低くなり、対してその具体的な手順について書いた場合では、行動に移す確率が上がるという実験が紹介されています。

Why?なんでそれをやらなきゃいけないんだ?と理由を考えていると行動が鈍り、So What?だから今何をすべきなんだということに意識を向けると行動しやすくなる、ということですね。

「1日1時間本を読む」とか「毎日運動する」とかでは、モチベーションは続かない傾向にあるのかも。
「1日のうち、朝電車の中で30分、寝る前に30分この本を読む」「毎日帰宅してお風呂に入る前に5分だけ足のストレッチをする」といった具合に手順化すると良さげ。

行動を起こすには、抽象的なタスクを具体化して手続きまで落とし込むことが大事なんですね!

まとめ

モチベーションって聞くと、自分の意思の弱さが原因というか気持ちの問題だと捉えがちですよね。

確かにそれもあるのかもしれませんが、本書で述べられていたのは気持ちとか曖昧なものではなく具体的な法則、つまり万人に共通しうる再現性のあるモチベーション理論です。(圧倒的熱量とかは、もちろん各個人のコアから湧き出てくるものだとは思います。)

モチベーションの上下は、実は具体的行動でコントロールできる。

法則が分かれば仕組み化できる、手が打てる。

そんなメッセージが本書から伝わってきました!

モチベーションよく下がる自分はダメ人間なんじゃないかと思うこともしばしばだけど、そんなに気にしなくっていいってことかな!前向きに捉えようと思わせてくれた一冊でした!

以上、この辺で失礼します!